コマンドラインでカーソルを自由自在に動かす
2017/04/28
環境: Ubuntu Server 17.04 + lubuntu-desktop
ターミナルを使っていると、例えば....
$ emacs memo/index.html
でEmacsを起動し編集をする。
そして[C-x C-c]でコマンドラインに戻ると、次にウェブブラウザで表示を確認したいと思う。
何かしらの方法でこの一連の作業を自動化できるのかもしれないが、なにせコマンドを打つ行為自体が好きなため、というかキーボードをカシャカシャすること自体が楽しいので、いまのところ以下のようにしている。
まず、[Ctrl]キーを押しながら[p]キーを押すと、先程の[$ emacs ...]というコマンドが表示される。
ここで[Ctrl]と[a]キーを押下すると、カーソルが行頭に移動する。
すかさず[Ctrl]と[d]を連打して「emacs」という部分を消していく。
そして最後に[google-]と入力し[Tab]キーを押すことで以下のようになる。
$ google-chrome memo/index.html
これで[Enter]キーを叩くと、Chromeウェブブラウザが起動し「memo/index.html」に書いた内容を確認できる。
表示確認が終わり、Chromeを閉じる時は[Ctrl]と[w]キーでウィンドウが閉じる。
主に使っているキーは...
- [Ctrl]+[a]でカーソルが先頭にいく
- [Ctrl]+[e]でカーソルが末尾に移動する
- [Ctrl]+[f]でカーソルが末尾に向かって移動する(変更するところまで押し続けるか連打)
- [Ctrl]+[b]でカーソルが先頭に向かって移動する(上記[f]キーと逆の動き)
- [Ctrl]+[p]で直前のコマンドが表示され、再度[p]を押すことで履歴を辿れる
- [Ctrl]+[n]でコマンド履歴を直前まで戻すことができる([p]キーの逆)
- [Ctrl]+[d]でカーソル下の一文字を消す
- [Ctrl]+[k]でカーソル以降の文字をすべて消去する
Emacsのキーバインドとほぼ同じような動き。